テイエムオペラオーの話は終わったのであとは俺たちの和田竜二も見てくれ⑦(完)

一連のオペラオーシリーズ、今回で最終回です。
「その後のテイエムオペラオー」の後は、「その後の和田竜二」を少しだけ見ておきたいです。


オペラオーとコンビを組んでいる間はまだキャリアの浅い若手騎手だった和田騎手ですが、
2021年の現在では44歳のベテラン騎手。
2017年にはキャリアハイの96勝をあげ、全国リーディング5位の成績を残しました。
しかしGIはオペラオー引退以降長らく勝てておらず、
ワンダーアキュートで交流GIを勝っていたものの中央ではなかなか手が届きませんでした。

そして2018年、和田騎手のGI8勝目を見届けることなくテイエムオペラオーが死亡します。
GIの勝利報告をすることができなかった和田騎手ですが、その翌月の宝塚記念でミッキーロケットに騎乗。

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17年ぶりの中央GI制覇を成し遂げたのでした。

和田騎手は
オペラオーが背中を押してくれた。
胸を張って報告ができる。
と語っていました。
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GIをバンバン勝っていたりはしないので華々しさはないですが、結構評価されている存在感のあるベテラン騎手だと思います。
昨年もコントレイルの三冠をディープボンドで見事にアシスト
今年の天皇賞は惜しくも2着でしたが和田騎手はうまく乗れていたと思いますね。凱旋門賞では乗り替わるようですが。

そして和田竜二ともう一人、ナリタトップロードとコンビを組んだ渡辺薫彦についても見ておきたいところです。
渡辺騎手は2012年まで騎手を続けましたが、トップロード引退後は重賞3勝にとどまり、
トップロードとコンビを組んでいた2001年が最高成績の33勝でした。

引退後は調教助手を経て2015年から調教師へと転身。
まだGIには届いておらず、実績もあまり目立ってはいないもののじわじわと成績を上げてきている印象があります。
特に注目したいのが渡辺薫彦厩舎、騎手和田竜二というコンビです。

オペラオーとトップロードの主戦だった2人は現在でも親交があり、
過去にはシゲルピンクダイヤで桜花賞2着になっています。
今年はシゲルピンクルビーでこのコンビでの重賞制覇を達成しています。

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今後もこのコンビには注目です!GI制覇を期待していきたいと思っています。


メイショウドトウの主戦だった安田康彦騎手については…まああまり語らない方がいいかもしれません。
今はYouTuberもやっているようですよ。