では、後半5作品に入っていきたいと思います。
お前の記事は中身がないくせに長すぎるんだよと言われそうなのでどんどん進めていきたいと思います。
前半はこちら
皆さんは覚えていますか?「アニメ化してほしいゲーム 第1位」のことを……
⑥消滅都市 #12 「未来」
多くのユーザーがアニメ化を望んだ感動の物語、消滅都市。この12話は最終話にあたります。
かなりややこしい話だったので簡単に説明するのは無理なのですが、たぶん分からなくても問題ないと思います。私も分からないので。
最終話ということで、当然ながらラスボスとの対決となります。
サブタイトルは「未来」。間違いなく最終話っぽいサブタイトル1位でしょう。
都市の消滅で数万人の犠牲を出したにも関わらず、まだ足りないと考えるラスボス君。これはもう悪さも1位(暫定)。
しかしここで飛び出したのはユキのパパによる精神攻撃です!
陰湿な攻撃やめろ。さておき、それにめちゃくちゃ動揺するラスボス(タイヨウ)。
そして、ユキがここに導かれた理由が明かされます。
ユキは世界を選べる「観測者」だったのです!
理屈はわかりませんがユキならば、全てをやり直すことができるのです。このアニメもやり直せる?
ここで場面が変わり、本来あるべき幸せな世界の姿が展開されます。
「今朝のパンツのぞき魔!」とか言いそうなユキ、逮捕される悪人、
敵かどうか忘れた人たち、なんだったのか分からないアイドルたちもみな幸せそうな世界です。
しかしユキはその可能性を選ばない。まあまあありそうな展開1位です。
何があっても、必死で生きてきた「今」を否定することはできないのです!
ここで再び異形の姿となって立ちふさがるラスボス君。巨神スサノオ!巨神スサノオじゃないか!
しかしかつてどこかの話でくらった一発の弾丸がラスボス君に効いていたのです。
ダメージで動揺している間に、ユキのスタンドがやられ際に落としていった拳銃でラスボス君にとどめの一発を放ちます!
スクーターで脱出!
このスクーター強すぎる…
しかしその衝撃?でユキは記憶を失ってしまったのです。
タクヤのことを思い出すことがないまま、物語は幕を閉じました。
「Hello, Again~昔からある場所~」from 消滅都市
なんだか名曲で煙に巻かれたような…感動の物語とは…
と思った方はここで最初の画像をよく見ていただきたい。
アニメ化してほしいゲーム第1位 アニメ!アニメ!にて実施の2016年アプリ部門にて
アニメ!アニメ!の投票!? おいおい誇大広告じゃないのか?アキバ総研の投票よりはマシでしょうけど。
う~ん…でもこのアニメも楽しかったからOKです!それでは次に行きましょう!
ゲーム原作のアニメが2本続きましたが、やはり2019年、異世界アニメなしには語れません。
異世界スマホから巻き起こったなろうアニメブームの波ですが、最先端の太郎は常に更新され続けています。
なろうを超えていくのはなろうだけ。全てのなろうを過去にした大傑作の登場です。
⑦異世界チート魔術師 #7 「召喚術師」
街を襲撃してきた魔物の大群と人々の戦いも佳境。ここまで奮闘してきた凛ちゃんにも限界が迫ります。
そこにやっと駆けつける太一。
これまでちょっと足止めみたいなやつをくらっていたので遅くなりました。
巨大な魔物を圧倒していく太一。このドヤ顔です。
この2人は魔物の襲撃の仕掛人なのですが、それも真の黒幕である「あのお方」の意向によるものなのだそうです。
全てを見通しているらしい「あのお方」とは一体…?
そんな「あのお方」のさらなる仕掛け。地の底からツインヘッドドラゴンが現れました!
つっ立ったまま太一たちの会議を待ってくれているドラゴンさん。
太一はなぜか立ちっぱのドラゴンと戦う覚悟を決めました。凛ちゃんも一緒に戦うようです。
その間もずっと待ってくれているドラゴンさん。
「待たせたな!」
本当によく待ってくれています。
太一とドラゴンの戦いが始まりますが、凛には手を出すなと牽制するドラゴン。
あくまで太一と戦いたいようです。
そこに本当にふらっとやってくるアナ。
この子は序盤で登場した暗殺者で、前回太一と仲良くなったばかり。
しかし「あのお方」の手の者に催眠をかけられ、ここに連れてこられたのです。
その刹那、太一たちを攻撃するドラゴンさん!
今度は待たないんかーーい!!
太一をかばってドラゴンのブレスを受けたアナ。
いや、どういう傷それ?ブレスがどうなった?
前回仲良くなったばかりのアナは本当にあっさり死んでしまいました。物凄い使い捨てっぷりです。
ついにブチギレて精霊であるエアリアルに「とっとと出てきて力を貸せ」と叫ぶ太一。
なんでそんなに偉そうなの?
「そう、その強い気持ちが必要だったんだよ」
え!?
精霊の力を使役するには、「術者が精霊に力をよこせと命令すること」が必要だったのです!
いや、言い方ァ!
命令されないから力を貸せないという理屈だったようですが、別に命令することが必要なんだって伝えればよくない?はよ言え。
人を超えたチートの力を使うのにビビっていた自分に気づいた太一。ついに「力をよこせ」と命令します。
だから言い方ァ!
ちなみにドラゴンさんはその間も待ってくれていました。なんでさっきだけ待たなかったの?
ともかく、ドラゴンさんとエアリィの力を得た太一との決着の時です。
WHOOOOOOOOO!!!!(竜)
ぶつかり合うドラゴンのブレスと太一の風属性攻撃。
太一の攻撃がブレスを押し返していきます。
WHOOOOOOOOO!!!!(竜)
超絶ダサいやられ方をしたドラゴンさんなのでした。
破れたドラゴンさんはここに来た理由が「あのお方」の意向によるものだと明かします。
そしてこれからも「あのお方」の試練が太一を襲うだろうと伝えて空に去って行きました。
いや、あんた地中に帰るんじゃないんかい!地中から出てきたでしょ。
こうして危機は去りましたが、この後も「あのお方」の意向通りに次々と狂信的な襲撃者がやってくる上、「力をよこせ」と命令することが必要だった、みたいな能力トリガーが度々発動するので本当にチート級に楽しいアニメでした。
今年は本当に多数のドラゴンが登場しましたが、この作品のドラゴンはドラゴンの格をガタ落ちさせている大殊勲者として歴史に名を残すことでしょう。
でも、この作品のチートという言葉の使い方はおかしいよ!
2019年といえば改元。令和最初に放送されたアニメであるフリージからも選びたい気持ちはありますが、元々の放送が2019年ではないので悩んだ末に外しています。
そこで考えたのですが、昭和の男の子が好きなものといえば「巨人・大鵬・卵焼き」と言われていますよね。
では令和の男の子が好きなものとは何でしょう。
「巨人・パイオツ・ジェットレース」ではないでしょうか?
⑧神田川JET GIRLS #3 「おのぼりん」
金子ひらく・雑破業のゴールデンコンビによる爆乳爆走ウォーターシューティングゲームのアニメ作品。
男の子が好きなもののうち2つも含まれているわけですから面白くないわけがありません。
神田川ジェットガールズを見ていると健康になるという証言もあります。(※個人の感想です)
この第3話ではその天才アニメっぷりがはっきりと示される名シーンがあり、
事実上それだけで10選入りが決まっているのですがせっかくなので流れも含めてちょっとだけ紹介します。
心を重ねるオープニング、いいですよね…
ジェットレース部設立に向けての部員集めはあっという間に完了。
ミサちゃんを口説き落とすことにも成功しています。(ちょろい)
神田川杯優勝のためのトレーニングを続ける凛とミサちゃんですが、ミサちゃんから息抜き(のデート)のお誘いです。入念に(デート)プランを練るミサちゃん。
ですがドヤ顔観光案内をしていたらはぐれてしまい、凛は謎の外国人コンビの付き添いで連れ回されてしまいました。
ちょろいくせにすぐ嫉妬しちゃうミサちゃんはもうイライラですよ。
場所は変わって線路下のお店です。ここで4人が対峙します。
場所が場所なので電車が上を通るとおっぱいが揺れるのは必然です。
キーホルダーの取り合いで一触即発の空気ですが…
再び電車が通過!(GIFではないのが残念です)
そして勝負はジェットレースでつけることになりました。
はい、自然な流れです。神田川ジェットガールズはホビーアニメ、だからファントミラージュのCMも入るってことがよくわかりますね。
ちなみに勝負は次回です!
場所が線路下のお店であれば、会話中におっぱいが揺れても何ら不自然なことはないわけです。
しかも電車が通過するまでは揺れ続け、会話することもできない状態です。
シチュエーションの作り方が完璧すぎましたね。歴史に残すべき日本のアニメーションでした。
以下、余談
神田川ジェットガールズでケツが光るのはジェット噴射みたいでスピード感があって良い、規制版が完成版、などと言っていましたが、よく考えるとオナラで空を飛ぶレベルの発言でした。反省いたします。
2019年、改元の他にも忘れてはいけない世界的大イベントがありましたよね。
流行語大賞にも選ばれた、あの競技です。
誰もが一度は耳にしたであろう今年の流行語大賞「野球やサッカーと違って」で知られるラグビーワールドカップです。
⑨トライナイツ #9 「駒と仲間」
ラグビーW杯期間に重ねて放送されたラグビーアニメ、「トライナイツ」。
よく使われるフレーズ、「タクティクス」はラグビー人気の後押しも受けて流行語となったことは記憶に新しいですね。
トライナイツは高校ラグビーを舞台とした話です。大会は準決勝、ここまで勝ち上がってきた蒼嵐高校ラグビー部。
「タクティクス」を駆使する頭脳プレーの遥馬理久、「フィジカル」担当の狩矢光の2人が中心のチームです。
対する黄ノ坂高校の「有村凛斗」はかつてチェスか何かの大会で理久に敗れたことを引きずって、理久と戦うためにラグビー部を率いてやってきたという執念深い男です。もう、見た目からしてそうですね。(制服の男が有村)
序盤から積極的に攻めていく作戦の蒼嵐高校。
このアニメの特徴であるあんまりスピード感のないランやパスでトライを決め、謎アピールも出ました!
ところがすぐに黄ノ坂・天河の独走パワープレーでトライを取り返されます。
ラグビーはそんな簡単なもんじゃない!とタクティクスを駆使したコンビネーションプレーで攻める蒼嵐。
しかし有村はそれも読み切っており、後半から新たなプレーヤーを投入します。
ダーティープレーを得意とする狂犬です。
蒼嵐は反則プレーを止めるため、モールで対抗。そのまま集団パワーで押し込む蒼嵐。
しかし、有村に同じタクティクスは二度は通用しません。
ストーキングという名のライフワークによって理久君を知り尽くしている有村は全てを読み切っています!
理久君のタクティクスが全て読み尽くされている状況で理久君が打ち出してきた作戦とは…
それは「理久君がプレーに関らない」ことだったのです!
とにかく集中線が多用されることに定評があるトライナイツ。
ベンチから選手を駒として動かす有村ですが、チェスとラグビーには大きな違いがあります。
「俺の意思がなくとも、ボールは前に進む!」
タクティクスを放棄し、メンバーを仲間として信頼して任せるという手を打ってきた理久君。
これには有村もぐんにゃり。
理久君に託された光が天河を押し切り、蒼嵐、逆転勝利です!
この回だけ見ると作戦が読まれているからタクティクスを捨てるというだけの話でどうなんだという気もしますが、ちゃんと最後の決勝戦につながってくるので心配無用です。そういった意味でも大事な話だと思います。
ぐんにゃりするのも面白いし。
みんなでラグビー日本代表を応援しよう!レッツトライ!
さて、最後となる10作品目は、異常な中毒性を誇るとしてごく一部で評判のショートアニメ。
⑩耐え子の日常 #9
一目見て分かるレベルのB級ショートアニメなのですが、とにかく無限ループがはかどるアニメなのです。
その理由はひとネタひとネタを繋ぐ「歌」でしょう。病みつきになりますよね。
ネタ自体もちょっとした日常のあるあるネタに耐え子が耐える内容かと思いきや
メドゥーサが出てきたり、友達がただの「魔」になったりするファンタジー要素、異常なオーバーテクノロジー家電、そして何といってもクズすぎる同僚と民度が低すぎる地域住民による理不尽な「耐えさせ」のたたみかけ。
これがテンポのいい歌に乗って流れてくるのですからクセにならないはずがありません。
…といった勢いで耐え子を絶賛していた私に大きなダメージを与えたのがこの9話でした。
この回のネタを振り返ってみましょう。
ウォ~オ~ォ~
ウォ~オ~ォ~
ウォ~オ~ォ~
えっ!?
ツイッターの批判コメントを流すという荒業に、多く(?)の視聴者が驚いていたのでした。
しかし私はここで自らの大きな過ちに気づいてしまいました。
私は耐え子の面白さを伝えようとするばかりで、耐え子を耐えさせようとしていなかったのです!
耐え子の前では誰もがクソ民度市民でなければいけない…
耐え子アニメとクソ民度市民となった耐え子批判ネット民に教えられました。
私の完全敗北ということで、今年の10選最後の1つとしました。
以上、今年の話数単位10選でした。
来年はさらに今年より面白いアニメが見られることを確信しております。
あくまで作品と自分、1対1の対話を重視して来年も見ていきたいと思います。